やさしい甘さが心地よい
甘口ワインの魅惑の世界

2月3日は立春で、暦の上では春を迎えますが、まだまだ寒い日が続いています。
この時期はまだ家で過ごす時間も多いのではないでしょうか。
そんなおうち時間にお楽しみいただける、心が和らぐ「甘口ワイン」を今回はご紹介させていただきます。
甘口ワインってどんなワイン?

ワインの甘さ、辛さは味付けによるものではなく、ワインに含まれる残糖分の量により決まります。
ワインを造る過程でブドウの糖分をほとんどアルコールに変えてしまえば辛口ワインになり、まだ糖分の一部しかアルコールに変わっていないうちに発酵を止めてしまえば、糖分が充分残った甘口ワインになります。
甘口ワインはワイン特有の酸や渋みを感じにくいことから、普段ワインを飲まれない方にも親しみやすい味わいとなっています。
普段からワインを飲まれる方には敬遠されがちな甘口ワインかもしれませんが、ワインをあまり飲んだことがない方への贈り物や食事の際の食前酒、食事後のデザートワインとして実は隠れた人気を持つワインなのです。
おすすめ①
マスカット・オブ・アレキサンドリアから造られた甘美な味わい

ブラウン・ブラザーズは、1889年オーストラリアのヴィクトリア州ミラワに創立されて以来オーストラリアで最も古い家族経営のワイナリーの1つに数えられています。白ワインのフリーランジュースによる発酵や、発酵温度のコントロールをヴィクトリア州で最初に実践したワイナリーです。
新鮮なパッションフルーツやメロンの香りをもったマスカット・オブ・アレクサンドリアから造られた甘みのある味わいです。
『ジビッボ』とはマスカット・オブ・アレキサンドリアの同義語です。そのままアペリティフとして、またフルーツを使用したデザートと合わせても良く合います。
おすすめ②
オーストラリアで歴史と革新的アイディアを実践するワイナリーが造る優しい甘さのロゼスパーク

ブラウン・ブラザーズは、1889年オーストラリアのヴィクトリア州ミラワに創立されて以来オーストラリアで最も古い家族経営のワイナリーの1つに数えられています。
白ワインのフリーランジュースによる発酵や、発酵温度のコントロールをヴィクトリア州で最初に実践したワイナリーです。新たなスパークリングワインのトレンドとしてマスカット・オブ・アレクサンドリアとシエナ品種から造った、柔らかな泡立でストロベリーの香りを持った優しい甘さのロゼスパークリングワインです。
各種フルーツとともに、またデザートワインとしても楽しめます。
おすすめ③
オーストラリアで歴史と革新的アイディアを実践するワイナリーが造る優しい甘さのロゼスパーク

1953年にピエモンテ州に設立された家族経営のワイナリー。
自社内に品質管理研究所を設けるなど、品質に対する厳しい自主基準を設け、ISO9002も取得しています。このアスティ・スプマンテはピエモンテ州アスティ地区のモスカート・ビアンコから造られる、イタリアのワイン法上で最上級クラスのD.O.C.G.に格付けされている甘口のスパークリングワインです。
明るい麦わら色、アカシアやフジの花、オレンジやハチミツを思わせる香り。さわやかな甘みと、7%と低めに抑えたアルコール分で心地よい口当たりとなっております。
ご紹介した甘口ワイン、いかがでしたでしょうか。
ワインの渋みが苦手という方にお試しいただきやすいのはもちろん、普段辛口ワインがお好きな方も、
たまに甘口ワインを飲んでみるとそのやさしい甘さが心地よく感じるかもしれません。
デザート的な感覚でも楽しめる、「こんなに甘口のワインがあるのか~!」と会話のお供にも。
ぜひ一度お試しいただきたいジャンルのワインです。
