シャルル・エドシックCharles Heidsieck
ワイナリー概要
生産者シャルル・エドシック
Charles Heidsieck
設立年1851年
所在地フランス/シャンパーニュ/ランス
世界遺産クレイエールで昇華する比類なきシャンパーニュ
シャルル・エドシックは、類いまれなカリスマ性をもった創業者シャルル=カミーユ・エドシックによって1851年に創立されました。ガロ・ロマン時代につくられたクレイエール(採石場跡)を熟成倉庫としていち早く熟成倉庫として利用。気温10度に保たれたこのクレイエールで、シャルル・エドシックのシャンパーニュは長期間熟成されます。2015年にはユネスコ世界遺産に登録されました。
ワイナリーストーリー
01 創業者の自由なスピリットを表現する贅沢な品質
創業者シャルル=カミーユが生きていた頃から「シャルルのワインは、いつも飲めばすぐにそれとわかる」と評されていましたが、特徴づけたのはその贅沢な品質。ブリュット レゼルヴのアサンブラージュの50%はその年のワインですが、残る50%はリザーヴワインを使用しており、これにより複雑で深い味わいを生み出しています。さらに、ダニエル・チボー、レジス・カミュ、ティエリー・ロゼ、そしてシリル・ブランといった歴代の卓越した醸造責任者に恵まれ、伝統を守るだけでなく、創業者譲りの大胆で自由な発想を元に新たな挑戦を続けています。
2022年にはシャンパーニュで初めてとなる『B Corp認証』を取得しました。この認証は、アメリカの非営利団体B Labによる国際認証制度で、製品、サービスだけでなく、ガバナンス、従業員、コミュニティなど社会・環境への影響を評価するもので、取得が困難なものとして知られています。
02
シェフ・ド・カーヴ
エリーズ・ロスフェルト
2023年3月より30代という若さでシャルル・エドシックのシェフ・ド・カーヴに就任しました。
歴代のシェフ・ド・カーヴ同様に、創業者の自由で大胆なスピリットを受け継ぎ、メゾンの伝統スタイルを忠実に表現することに熱意と謙虚さを持って取り組んでいます。彼女ならではのダイナミックさと大手メゾンで培った経験はメゾンに新たな風を吹き込むことでしょう。
03 各国の王室や著名人に愛されてきたシャルル・エドシック
高品質で贅沢なシャルル・エドシックのシャンパーニュは、1859年のボルドー万国博覧会で金賞を受賞。以降は瞬く間に、ロシア、スウェーデン、オランダ、ポルトガル、バイエルン、プロイセン、ザクセン・ワイマール、スペイン、ルクセンブルク、オーストリア、エチオピアなど世界の王室や宮廷で愛飲されるようになりました。英王室との関わりは深く、1897年にエドワード7世御用達となり、1977年にはエリザベス2世在位25周年限定ワインを製造。1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚の際には「ロイヤル・ウエディング・キュヴェ」を発表しました。
また、政治家のアイゼンハワーやチャーチル、ジャズ歌手・女優のジョセフィン・ベーカー、画家のダリ、探検家のロバート・ファルコン・スコットなど錚々たる著名人が、大切な人をもてなす機会や記念すべき舞台でシャルル・エドシックを信頼し、選んできました。