1日限りのWINE&DOORSオープニングイベント
2023年11月29日(水)。私たちもこの日を楽しみにしていた1日限りの「WINE&DOORS オープニングイベント」がセンチュリーコート丸の内で開催!昼と夜の2部を開催しましたが、今回は夜の部の様子をお届けします。
WINE&DOORSは、ワインの販売を行うだけでなく、ワインと食はもちろんのこと、ワインとカルチャーもつなぐコンテンツをお客様に体験いただけるECサイトです。今回のイベントでは約40種類のワインやフィンガーフードのご提供だけではなく、ワインの領域を超えて様々な分野とのコラボレーションを展開し、WINE&DOORS独自の世界観を表現しました。「ワイン×珈琲」や「ワイン×本」などの企画が開催された、それぞれの部屋を回る回遊型イベントです。その熱気溢れる様子をお伝えします。
18:00 開場
続々とご参加者が会場に到着。
入り口では、ウェルカムシャンパーニュとして王妃マリー・アントワネットに献上したシャンパーニュであるパイパー・エドシックから「パイパー・エドシック エッセンシエル エクストラ・ブリュット」をお渡ししました。
18:30 オープニングトーク
いよいよオープニングイベントのスタート!司会者からの開催趣旨やイベントでの過ごし方のアナウンス後は、今回のイベントを彩るご出演者を紹介。
シャブリのワイナリーから醸造家や仙台で珈琲屋を経営されている方などその道のスペシャリストが集結し、
様々な扉を開けていきます。各企画の詳細な様子は、後日順次コラムで掲載していきますのでお楽しみにお待ちください。各ご出演者の紹介後は、メルシャン代表取締役社長 長林の乾杯の合図で各部屋での催しが一斉に始まりました!
19:00 各部屋オープン
乾杯後、賑わったのはフリーテイスティングワインのコーナー。ここでは約25種類のワインをご提供しました。
日本、フランス、アルゼンチン、イタリア、スペインなど世界各国のワインを試せるとあって大人気!ワインに合うフィンガーフードとのマリアージュを楽しみいただきました。
今回ご提供のワインは、すべてWINE&DOORSで販売していることもあり、QRコードを読み取り、その場で気に入ったワインを購入していただいたお客様もたくさんいらっしゃいました。
『ワイン×本』
「本と出会うための本屋」で話題の文喫とシャトー・メルシャンがコラボしたワイン×本。事前にメルシャン エグゼクティブ・ワインメーカー安蔵とWINE&DOORSのソムリエ資格を持つスタッフが、シャトー・メルシャンのワインを形作る言葉・キーワードを絞り込みしました。それらをもとに、文喫ブックディレクターがそのワインに合う本を選書し、展示。当日は、シャトー・メルシャンを片手に、実際に選書された本を手に取って楽しんでいただけました。
今回セレクトしたシャトー・メルシャンと選書された本がセットになった商品も発売中ですのでご覧ください。
「WINE & DOORS×文喫」
コラボ企画のご紹介
『ワイン×音楽』
ワインとの相性間違いなしの王道といえば音楽。今回はピアノとバイオリンによる生演奏の披露でしたが、なんと2人ともキリングループ社員!それぞれがコンクールでの輝かしい実績を誇る腕前のアーティストです。
ソムリエ資格を有する彼らが音楽に合わせてワインを厳選。彼らの生演奏に耳を傾けながら、セレクトされたワインを味わい、贅沢な時間が流れていました。演奏の終わりには、会場はアンコールの拍手と歓声に包まれました。熱気と感動が交錯する中、ワインと音楽が織りなす特別なひとときは、まさに心に残る至福の時間となったようでした。
『生産者によるシャブリセミナー』
このイベントに合わせて来日をしたアルベール・ビショー傘下であるシャブリの名門ワイナリー「ドメーヌ・ロン・デパキ」のエステート・マネージャー兼ワインメーカーであるルイ・ジモネ氏によるセミナー。ここではシャブリとシャブリ・プルミエ・クリュ レヴァイヨンの2種類をご用意しました。このセミナーではシャブリの概要から各ワインの特徴をジモネ氏自らが解説。参加者たちはシャブリワインの奥深さを味わいながら、ワインメーカーの熱い語りに耳を傾け、ワインの世界に浸りました。
『ワイン×珈琲』
ワインとの共通点が多く、ワインラバーにとっても馴染み深い珈琲。
このセッションでは仙台で松本珈琲店matsurica1978を営む松本章氏が登場。実は、かつて著名レストランでシェフソムリエを歴任するなどワイン業界でも輝かしい実績を持ついわばワインと珈琲の二刀流で活躍されている松本氏。その経験を活かし、南オーストラリアが誇る、世界最高峰ワイナリーの一角であるペンフォールズが造る「ペンフォールズ ビン8 シラーズ・カベルネ」を事前にテイスティング。このワインに合わせて焙煎した特別な珈琲豆を用意し、来場者にはその香りを楽しんでもらいました。
参加者はペンフォールズ ビン8が注がれたワイングラスと珈琲豆が入ったカップの香りを比較しながら、松本氏の解説に耳を傾け、その独自のアプローチに驚きの声を上げていました。ワインと珈琲の奥深い結びつきに触れた時間となりました。
『ワイン×アート』
アートの展示では、武蔵野大学美術大学の視覚伝達デザイン学科に在籍する関百葉氏がロバート・モンダヴィ・ワイナリーに焦点を当て、自身の作品を披露しました。モンダヴィ氏は「私にとってワインは心の豊かさであり、アートであり文化、人生そのものです」と述べ、世界の一流料理、教育、芸術、音楽との共鳴を感じ、新たな文化を創造するために卓越した情熱とビジョンを備えていました。このような芸術との親和性が高いロバート・モンダヴィを"Prologue"、"Barrel"、"Gravity Flow"、"Sustainability"、"Architecture"のテーマにして5つの作品を展示。さらに、ブドウ品種「フュメ・ブラン」からのインスピレーションを受け、ライブアートも実施されました。
メイン会場では、メルシャン エグゼクティブ・ワインメーカー安蔵と各出演者によるクロストークショーが開催され、会場を盛り上げました。
20:30 クロージングトーク
クロージングトークでは、出演者を代表し、「松本珈琲店matsurica1978」の店主である松本章氏がご挨拶。
「ワインの持つ価値や物語はもちろん、WINE&DOORSでは今回のイベントで表現したようなワインを通して新しい扉を皆さんに見つけていただける企画を今後も提供していきます。」というメッセージとともに、最後は全員で乾杯をしてイベントを締めくくりました。
あっという間に幕を閉じたオープニングイベント。当日参加していただいた皆様、ありがとうございました!
今年もワインとともに様々な扉を開く企画やイベントを開催していきますのでご期待ください。