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WINE & DOORS

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ロバート・モンダヴィとアート

昨年開催したWINE&DOORSオープニングイベントではワイン×〇〇をテーマに、本・音楽・珈琲など他ジャンルとタッグを組み、このコラムではそれぞれご紹介してきました。今回はアートの扉を開いていきます。

コラム「オープニングイベント」はこちら

WINE&DOORSがおすすめするブランドをアートで表現し、展示をする本企画。この企画に協力してくださったのが、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科の現役学生である関百葉氏。「デザインを通して新しいコミュニケーションが生まれ、少しだけ日々に彩を添えられたら」という想いを持ちながら、グラフィックデザインを幅広く制作しています。

今回テーマとして掲げたブランドは『カリフォルニアワインの父』と呼ばれる、ロバート・モンダヴィ。世界中の偉大なワインと肩を並べるワインをカリフォルニアで造るという彼のビジョンは、その革命的精神と伝統を尊ぶ精神により見事に結実し、数々のプレミアムワインを世界中の食卓に届けています。今のカリフォルニア、ナパ・ヴァレーの発展はモンダヴィ氏なしには成しえなかったといっても過言ではありません。

ロバート・モンダヴィについてはこちら

ロバート・モンダヴィですが、アートとも深い繋がりがあります。単に高級ワインを造ることだけを目指したわけではなく、ワインを通してアメリカに『ワインのある豊かな文化』をつくることを目指したのです。「私にとってのワインは心の豊かさであり、アートであり文化、人生そのものです」と言ったモンダヴィ氏は、世界一流の料理・教育・芸術・音楽と共鳴し、新しい文化を創造した氏の卓越した情熱とビジョンが、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーを世界のトップワイナリーに成長させました。まさにこのアート企画に合致するワイナリーが、ロバート・モンダヴィなのです。

当日イベントでは、ロバート・モンダヴィ・ワイナリー オークヴィル フュメ・ブランを提供し、ワインを片手に関氏の作品とともに楽しんでいただきました。

作品制作にあたり、事前に関氏にロバート・モンダヴィ・ワイナリーの歴史や物語をお伝えしました。それらの話をもとに関氏の目線から見たロバート・モンダヴィ・ワイナリーを造り上げているキーワードを選出し、そのキーワードから連想する絵を描いてもらいました。そのキーワードが「Prologue」「Gravity Flow」「Barrel」「Sustainability」「Architecture」です。その中から、「Barrel」と「Gravity Flow」について作品を見ていきたいと思います。

「Gravity Flow」
ロバート・モンダヴィ・ワイナリーは常に栽培・醸造技術を刷新し、ワイン業界をリードしてきました。グラヴィティ・フローの導入もそのひとつです。グラヴィティ・フローは、重力を利用して果実やワインを移動させる方法で、ポンプによる移動に比べて衝撃が少なく、極めて優しくぶどうやワインを取り扱えるため、ぶどうの繊細な個性を損なわずに、エレガントで特色のあるワイン造りを可能にしました。
「Barrel」
「フレンチ・オーク製の発酵タンク」を導入していますが、このオーク製タンクは、「伝統回帰という形のモンダヴィの革新」と呼ばれ、このフレンチ・オークのタンクでの発酵は、古来ヨーロッパで行われてきた方式で、赤ワインのアロマ、風味、複雑味を高めるといわれています。

伝統的かつ革新的なフレンチ・オーク製の発酵タンクと、グラヴィティ・フローの採用によって、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーにおける、究極のプレミアムワイン造りの骨格を支えています。

また作品展示だけでなく、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーを代表する品種である「フュメ・ブラン」をテーマにライブアートも展開。ロバート・モンダヴィは樽熟成させた辛口ソーヴィニヨン・ブランを、フランスのロワール地方で呼ばれているブラン・フュメをヒントにフュメ・ブランという名前で売り出し、ソーヴィニヨン・ブランで造られたワインの人気を高めました。イベント中という限られた時間の中で、作品を参加者の前で仕上げました。

このイベントには、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーの親会社であるコンステレーション・ブランズ社アジア地区 ジェネラル・マネージャー ブレンダン ダコスタ氏も参加。
「ロバート・モンダヴィ氏は、自分のワイナリーだけが成長していくのではなく、ナパ・ヴァレー全体が盛り上がることを目指しており、そのために積極に様々な取り組みをしていました。関さんには、そのようなモンダヴィ氏の想いを感じ取っていただき、素晴らしいアート作品に仕上げていただきました。」と感謝の言葉が贈られました。

編集後記

WINE&DOORSのスタッフが、関氏と以前から交流があったことから実現した今回のコラボ。ワインはまだ馴染みがないと思います。そんな中でも、モンダヴィの歴史や物語について一生懸命、勉強してくださり、素晴らしい作品を製作していただいたことに感謝申し上げます。

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