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WINE & DOORS

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体験 コラム

【ワイン×音楽】
ワインと音楽を楽しむ
<第二章:赤ワイン>

ワインと一緒に、ワインに合う音楽を楽しむ。そんな「ワインと音楽」の第二章です。
今回は第一章の「スパークリングワイン」に引き続き「赤ワイン」をご紹介します。
是非、赤ワインと音楽の世界に酔いしれてください。

【シャトー・デュ・ムール・デュ・タンドル コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2019】×【ブラ―ムス 6つの小品より第2番「間奏曲-Intermezzo-」】

「シャトー・デュ・ムール・デュ・タンドル コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2019」はフランスのローヌのワイン。口当たりは柔らかく、古樹ならではの、雑身の取れた繊細さがあります。アルコールのボリューム感が広がり、果実味とともに甘味を感じさせますワインです。パーカー5つ星を取得したことがあるほど評価も高く、フランスの三ツ星レストランにも採用されています。生産量も少なく国際市場にも出ない、「知る人ぞ知る幻のローヌワイン」です。このワインに使われるブドウの樹齢は65-75年のヴィエイユ・ヴィーニュ。そんな古樹を使ったどこか郷愁を感じさせるワインにブラームス晩年の素晴らしい旋律を持つ、ノスタルジックなピアノ曲を合わせてみました。

『ピアノのための6つの小品』作品118は、1893年に完成したヨハネス・ブラームスのピアノ小品集で、晩年(存命最後から2番目)の作品であり、シューマンの妻、クララ・シューマンに献呈されています。この年ブラームスは60歳、クララ・シューマンは74歳。事実として存在するのは、生涯にわたって親交が深い友人であったということだけです。
57歳になり意欲の衰えを感じたブラームスは作曲を断念しようと決心して遺書を書きましたが、1891年にクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトの演奏に触発されて創作意欲を取り戻し、オーストリアの避暑地でこの曲は書かれました。

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※現在輸入移送中で欠品しております。申し訳ございません。

【テッロ・ディ・ヴェルドゥーノ ドルチェット・ダルバ 2020】×【フォーレ シチリエンヌ】

カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノは直訳すると「ヴェルドゥーノのお城」。ヴェルドゥーノというのは、イタリア ピエモンテのバローロ 地区の最北に位置する小さな区画で、1995年にDOCとして認定されました。このヴェルドゥーノの中心の高台に位置し、素晴らしいバローロ一帯の景色を一望できるのがこのお城です。
「ドルチェット・ダルバ」はブラックベリーの甘くフルーティーな香りと完熟プラムのニュアンス。スパイシーなペッパーのアクセントが口の中で広がり、リッチで凝縮感のある飲み心地が楽しめます。ピエモンテ州と言えば、黒ブドウ品種のネッビオーロの有名な産地ですが、ドルチェットは早熟なため、高地の冷涼な場所や北側の日照があたりにくい場所などネッビオーロが育ちにくい環境で多く栽培されています。
この冷涼な地域で生まれたワインに合わせるのは、どこか冷涼さを思わせるフォーレのシチリエンヌ。シチリエンヌはルネサンス音楽末期から初期バロック音楽に遡る舞曲の名称の一つ。もともとフルートやチェロで演奏されることが多く、もの悲しく、どこか不安で、どこに行ってしまうのだろう?と少し陰鬱な気持ちにさせる曲です。

フォーレは、リスト、ベルリオーズ、ブラームスらが成熟期の作品を生み出していたころに青年期を過ごし、古典的調性が崩壊し、多調、無調の作品が数多く書かれ、微分音、十二音技法などが試みられていた頃に晩年を迎えています。シシリエンヌ ト短調 Op.78(Sicilienne, 1898年)はもともとチェロとピアノのための作品です。シチリアーナ(シチリエンヌ)とは、ルネサンス音楽末期から初期バロック音楽に遡る舞曲の一つで、ゆるやかな8分の6拍子か8分の12拍子で作曲され、ためらいがちにたゆとう曲想と付点リズムが特徴です。不安と謎めいたなまめかしさを感じます。

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【トリヴェント リザーブ マルベック 2021】×【アストル・ピアソラ リベルタンゴ】

トリヴェントは販売金額世界No.1(※1)アルゼンチンワイン。その意味はスペイン語で「3つの風」というそうです。これはトリヴェント最高峰のワインを目指す「エオロ」の畑に吹く3つの風が由来となっています。
この「リザーブ マルベック」はスミレ色に輝く美しいワインで、イチジクやプラム、ラズベリーの香りに、オーク由来のエレガントなヴァニラの香りが加わります。果実を感じるエレガントな、バランスのとれた味わいで、タンニンはベルベットのように滑らかでフィニッシュまで長く続きます。
そして、アルゼンチンと言えばタンゴ、タンゴと言えばピアソラ!アルゼンチンと言えばマルベック、マルベックと言えばメンドーサ!ということで、リベルタンゴのとの饗宴です。
アルゼンチンの文化、タンゴとマルベックは切っても切れない関係でしょう。

アストル・ピアソラの「リベルタンゴ」は1974年発表の作品です。Libertangoという単語は、libertad(自由)とtango(タンゴ)。ピアソラが、アルゼンチンの雰囲気に嫌気をさして、イタリアで演奏活動していたときに生まれました。19世紀の終わり近く、南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの場末で、ギターやフルートやヴァイオリンが陽気に奏でるリズミカルな調べに乗せて、男女が身体を密着させて踊るというのがタンゴの始まりです。激動の20世紀を迎える頃、船乗りがドイツから運んで来た魔法の箱のような蛇腹楽器、バンドネオンがタンゴに用いられるようになり、その深くて重い響きがタンゴの音楽としての性格そのものを変えていきます。そんな時代の流れで生まれた情熱的な音楽です。

※1: IWSR 2022年スティルワイン

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奏者かつ選曲者紹介

Vn. 西川 洋輔(Yousuke Nishikawa)
第12回日本クラシック音楽コンクール(ヴァイオリン)全国大会・審査員特別賞。東京大学経済学部卒業。
2010年キリンビール(株)入社。2022年よりキリンホールディングス㈱ヘルスサイエンス事業部にて新規事業創出プログラム「キリンビジネスチャレンジ」の主担当として数百件のビジネスアイデアのインキュベーションを担う。
ソムリエ[(一社)日本ソムリエ協会認定]
Pf. 瀧本 辰作(Shinsaku Takimoto)
第14回日本クラシック音楽コンクール本選・優秀賞。早稲田大学在学中にピアノの会演奏部長として演奏会を年10回以上開催。
2011年キリンビール㈱入社。2019年よりワインキュレーション営業部にて輸入ワインの新規BtoB事業を推進。2022年より同社営業部長。
2023年早稲田大学経営管理研究科修士課程修了(MBA)
ソムリエ[(一社)日本ソムリエ協会認定]
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