シャトー・メルシャン
造り手がおすすめする
推しの1本【第二弾】
日本ワインを牽引している「シャトー・メルシャン」
世界的なコンクールでの受賞も多く、
日本ならではのテロワールを表現しながら
さらにその味わいに磨きをかけるべく、
日々精進しています。
そんなシャトー・メルシャンの造り手がおすすめする厳選の1本をご紹介します。
今回はその第二弾です。
ぜひ、自分の推しの1本を見つけてみてくださいね。
ワインメーカー 大澤おすすめ
食前からデザートまで幅広く楽しめる赤ワイン
赤い果実を連想させる華やかなアロマ、心地よい酸をもつ複雑さと飲みごたえのある赤ワイン。甲府盆地北西部の日照に恵まれた丘陵地で、昼夜の温度差が大きく、熟度が高くかつ酸味のしっかりとしたマスカット・ベーリーAが収穫されるのが山梨県韮崎市穂坂地区の特長です。マスカット・ベーリーAのワインは、和の調味料である醤油や味噌を使用した料理との相性がとても良いとされていますが、高カカオのチョコレートやタルトなどのデザートとのマリアージュもおすすめです。食前からデザートまで様々なシーンでお楽しみください!
【プロフィール】
勝沼ワイナリー 製造係長兼鴨居寺セラー長
先輩方のワイン造りに対する姿勢、収穫されるブドウや熟成によって変化するワインを肌で感じ、自身もワインの奥深い世界(歴史、科学、芸術性)に影響を受け、日々ワインづくりに邁進。最近では自身でも小さな畑を持ち、ブドウ栽培に取り組んでいる。
ワインメーカー 岡村おすすめ
ハーブやバジルと相性ばっちりの白ワイン
椀子ヴィンヤードのソーヴィニヨン・ブランは、香りに特化した区画と味わいに特化した区画に分けています。それぞれを適期に収穫して醸造することでワインを造り分け、それを絶妙な割合になるようにブレンドしているのが特長です。グレープフルーツなどのシトラス系とパッションフルーツなどのトロピカルフルーツに加え、ツゲのようなハーブの香りとのバランスに優れたワインです。香りも酸味もフレッシュで食事はもちろん、食前酒にもぴったりのワインです。ハーブを使った料理、例えばバジルを使ったパスタやカプレーゼとの相性抜群です!
【プロフィール】
国内を始め、オーストラリアやカリフォルニアワインのブレンディングから、製造工程の改善によるワインの品質向上、ブドウの栽培管理に関する研究など、多岐にわたる業務に従事する。2021年より椀子ワイナリーに配属。栽培業務も現在修行中。
勝沼ワイナリー仕込統括 丹澤おすすめ
洋食から和食まで 幅広く合わせられる白ワイン
長野県北信地区は、シャトー・メルシャンのフラッグシップワイン、”リヴァリス”の産地であり、リッチなシャルドネワインを生むテロワールです。リヴァリスはオーク樽で発酵・育成された濃厚なシャルドネワインですが、このアンウッテッドは樽を使わず、ブドウのフレッシュな魅力を最大限に活かしたワインです。
熟したパイナップルやグレープフルーツなどフレッシュな果実の香りと北信ならではの酸味・味わいが豊かなワイン。ピザなどの洋食はもちろん、脂ののったお刺身、牡蠣や白子などの味わい豊かな素材の天ぷらなどにもおすすめです!!個人的には進化目覚ましいお取り寄せピザとたのしみます。
【プロフィール】
勝沼ワイナリー 仕込統括
メルシャン入社後、日本ワインの品質向上のためマスカット・ベーリーAの醸造技術や、赤ワイン用ブドウ品種の生育過程におけるポリフェノールの質の変化について研究。フランスでブドウ栽培や醸造について学んだ後、2021年からシャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー仕込み統括に着任。
山梨県出身で、自宅ではシャトー・メルシャン契約栽培農家として一文字短梢でプティ・ヴェルドと甲州を栽培。
ホスピタリティ・マネージャー(シニア・ワインメーカー)生駒おすすめ
瓶熟成させて楽しみたい赤ワイン
自信をもっておすすめできる椀子ヴィンヤードの看板アイテムの一つです。カシスやブラックベリー等のしっかりとした黒い果実に、やや熟したプルーンのニュアンス、そして椀子ヴィンヤードの特徴であるほのかなスパイスを感じます。メルローらしい丸いタンニンをたっぷりと持ち合わせたフルボディ、今飲んでももちろん楽しんでいただけますが、瓶熟成を経て腐葉土のような複雑な香味を纏ってから堪能するのもおすすめです。是非、上質な赤身系の肉と合わせてお楽しみください。
【プロフィール】
ホスピタリティ・マネージャー(シニア・ワインメーカー)
酒類開発研究所・藤沢工場・国産ワイン事業部を経緯した後、04年、カリフォルニアの名門ワイナリー、マーカム・ヴィンヤーズに駐在しワイン造りを学ぶ。「マリコ・ヴィンヤード オムニス」の立ち上げ等に携わり、 12年4月よりチーフ・ワインメーカー就任、15年4月よりワイン技術研究所技術開発グループリーダーとして主にブドウの品質を高める研究に携わり、新しい見地からシャトー・メルシャンを見つめ直す。
ヴィンヤード・マネージャー 吉田おすすめ
北信地区のシャルドネを思う存分味わえる1本
長野県北信地区はシャトー・メルシャンのアイコンワイン、”リヴァリス”の産地であり、長野市、須坂市、高山村から収穫されたブドウを使用しています。ミネラル感ある味わいとトロピカルフルーツのような華やかさもあり、とてもバランスの取れた味わいとなっています。左岸のブドウは粘土質の土壌からトロピカル感が醸し出され、右岸の砂礫質の土壌からはフレッシュな酸味が力強さを与え、それらをバランスよくブレンドしたこのワインは、北信地区のシャルドネを思う存分味わえるワインとなっています。
【プロフィール】
ヴィンヤード・マネージャー
花や野菜の苗を作る、施設園芸の会社で勤務した後、2013年メルシャンに入社。入社後は椀子ワイナリーで栽培に従事し、現在は長い歴史を経て現存する畑、城の平を筆頭に、シラーを栽培する鴨居寺や、様々な品種でトライ中の標高800メートルの天狗沢ヴィンヤード、そして甲州、マスカット・ベーリーAという日本固有の品種と、椀子ヴィンヤードでは経験できなかった気候と品種に挑戦し、世界の銘醸地を目指す。
ビジターセンター(勝沼統括) 石川おすすめ
香りを最大限に楽しみたい白ワイン
甲府市内の日当たりのよい畑でていねいに育まれた甲州を、香りを最大限に引き出すきいろ香づくりで仕上げました。ゆず・かぼす・すだちといった和柑橘の上品なニュアンスに、くっきりとしたグレープフルーツの香りがのせられた華やかな芳香。シャープな酸とすっきりした酒質は、シンプルなグリーンサラダや、白身魚の天ぷらにお塩を添えていただくと抜群の相性を楽しんでいただけます。
【プロフィール】
ビジターセンター 勝沼統括
1993年入社。営業・営業企画・商品開発など担当。2017年よりワインキュレーション社、2019年より日本リカー社で輸入ワインを中心とした業務用市場を担当。2022年10月より現職。
ソムリエ・エクセレンス、日本ワインマスター、シェリー・アンバサダー、SAKE Diploma資格を保有。